珍モノ続々
日の沈む国モロッコより、現地直送便がやってきました。
新着アップを本日行う(はず)のでそこで紹介する予定だったのですが、
現在明け方になって急速に体力の限界を感じ始めたので、
このまま寝ちまいそう
とりあえずアップ間に合わない保険のため、ここで緊急紹介(笑)。
まずはモロッコと言えばそう、
ヘルメットゲッコウ
Geckonia chazaliae
思えばずいぶんご無沙汰のような気も。
現地直送だからなのか偶然オスの成熟個体だったからなのか、
異様にビッグヘッドな、まさに「ヘルメット」なのが一匹。
再生尾ですが、この迫力に負けて導入。
ホントに二頭身です…。
意外とカラバリのあるこの種、
変わった色彩タイプも入荷です。
ヘルメットゲッコウ(パターンレス)
Geckonia chazaliae
品種としてヨーロッパのブリードモノなどで時折目にするパターンレス。
今回はワイルドの原種。
こういった天然カラーモルフから品種作るんですね。
ペア有り。
模様が取れると、なんかオニタマみたいな雰囲気も。
渋いカメ好きには嬉しいコイツラも来てます。
モロッコイシガメ
Mauremys leprosa subsp
分類の変更が激しいMauremys属ですが、他種が全部抜けても
本種一種だけが残るという、Mauremys中のMauremys(笑)。
スペインイシガメという従来の呼び名は、欧州産の基亜種に譲られ、
現在では残るモロッコ産の6亜種殆どを基亜種とは別亜種として統合する向きにあるようです。
この辺、次号のクリーパー誌で詳しくやってくれることを期待。
これは、(モロッコ便なので当然ながら)そのモロッコ産の亜種。
とりあえずここではモロッコイシガメと呼んどきましょう。
輸入個体の中でも飛び抜けて色味の強かったスモールサイズをハンドピック。
キマダラチズガメ顔負けです。
価格も前回よりこなれてお買い得。
ナント今回ジャストハッチのゼニガメサイズも。
チビは初めて見ました。
メチャ可愛い!
こんなサイズのうちから立派に色味が出てますね。
ベビーから育てたい人は強烈にお勧め。
現地のシッパー曰く、
「今回輸出したもののうち、3匹だけ別の水系で採れている」
の1匹もセレクトしました。
前述したとおり、モロッコには6つの亜種がいるとされるのですが、
多くは色彩差などの個体差で、シノニムとするようです。
とはいえ、亜種まではいかずとも地域差レベルは明瞭に違いが出るのはよくあること。
確かにコイツ、形は後部がフレアーな釣り鐘型だし、
(同サイズの他の雄に比べても明白でした)
色彩は暗色、腹甲の色合いも黒みが強く、別物のよう。
テラログ1の絵合わせ的に見てみると、M.l.atlantica亜種っぽいです。
ああ学者先生方、「いい加減な同定するな!」とか怒らないで(笑)。
あくまで趣味の世界を感覚的に語っただけですので。
単純にバリエーションとしても面白いですね。
派手過ぎはちょっとという方はこちらが丁度良いかも。
さて、お待たせしました全国のキワモノ好きの皆様。
モロッコと言えば、そう、アイツですよね。
コモチミミズトカゲ
Trogonophis wiegmanni
名の通り、ミミズトカゲ中唯一の胎生種!
幼体をポロポロ直接産んでしまう驚異のミミズトカゲです。
親の三分の一ほどのミニチュアが気付いたら側に数匹なんてことも(笑)。
観賞面から見ても、葉巻のような太短い体型といい、
ダンダラミミズにグレーの膜をかけたような配色といい、ヨイですね。
エグイ割りに(?)結構値の張るミミズトカゲ類の中では
なかなかのリーズナブルプライス。
滅多にない機会をお見逃し無く。
勿論、ミミズトカゲと言えば!の当店主任スタッフボラ先生も、
数匹まとめてゲットしてました。
ヘビ好きさんも高ポイントのヤツが来てますよ。
バテイレーサー
Hemorrhois hippocrepis
馬蹄形の頭部の模様から名があるヨーロッパ産の気品あるナミヘビ。
実はジブラルタル海峡挟んですぐ対岸のモロッコにもいるのです。
さすが、「アフリカの欧州」モロッコ。
動きは素速いですが、硬い動きでハナを擦ることもない、良いレーサーです。
勿論普通にマウス食い。
ロカリティーの違うコモンスピーシーズ達も色々来てます。
ムーアカベヤモリ(モロッコ産)
Tarentola mauritanica subsp
別種ベーメカベヤモリTarentola boehmeiの名で輸入されましたが、
鱗の形から見て、多分ムーア。
ただ、エジプトから来るものとは別亜種らしいです。
モロッコには幾つか亜種がいて、どれなのかまでは分からなかったです。
飼い込むと巨大なトゲ付きヘルメットゲッコウみたいになって格好良いですよ。
ロカリティー違いと言えばこんなのも。
モンペリエヘビ(モロッコ産)
Malpolon monspessulanus subsp
通常見かけるのは亜種のトウブモンペリエMalpolon monspessulanus insignitus。
基亜種が欲しいんじゃー!
とコアな叫びをたまに聞きますが、その基亜種が分布しているのがモロッコ。
ただし、モロッコには基亜種の他にももう一亜種
Malpolon monspessulanus saharatlanticusが分布しているのでこれはそのどちらか。
珍しいベビーサイズでの入荷。
こだわる方はお見逃し無く。
…ヤバ、そろそろ限界だ…。
早朝とかいっててふと気付いたら今、もう朝の8時近くじゃん…。
いい加減寝ます。お昼まで起こさないでね(笑)。
(HPトップに「営業時間外にTelもOKだけど、午前中の電話は勘弁して」
とあるのはこういう生活サイクルだからなのです)
今回の生体についてのお問い合せは
090-2918-4204(店主ケイタイ)か
03-3312-6220(店舗)までどうぞ。
新着アップを本日行う(はず)のでそこで紹介する予定だったのですが、
現在明け方になって急速に体力の限界を感じ始めたので、
とりあえずアップ間に合わない保険のため、ここで緊急紹介(笑)。
まずはモロッコと言えばそう、
ヘルメットゲッコウ
Geckonia chazaliae
思えばずいぶんご無沙汰のような気も。
現地直送だからなのか偶然オスの成熟個体だったからなのか、
異様にビッグヘッドな、まさに「ヘルメット」なのが一匹。
再生尾ですが、この迫力に負けて導入。
ホントに二頭身です…。
意外とカラバリのあるこの種、
変わった色彩タイプも入荷です。
ヘルメットゲッコウ(パターンレス)
Geckonia chazaliae
品種としてヨーロッパのブリードモノなどで時折目にするパターンレス。
今回はワイルドの原種。
こういった天然カラーモルフから品種作るんですね。
ペア有り。
模様が取れると、なんかオニタマみたいな雰囲気も。
渋いカメ好きには嬉しいコイツラも来てます。
モロッコイシガメ
Mauremys leprosa subsp
分類の変更が激しいMauremys属ですが、他種が全部抜けても
本種一種だけが残るという、Mauremys中のMauremys(笑)。
スペインイシガメという従来の呼び名は、欧州産の基亜種に譲られ、
現在では残るモロッコ産の6亜種殆どを基亜種とは別亜種として統合する向きにあるようです。
この辺、次号のクリーパー誌で詳しくやってくれることを期待。
これは、(モロッコ便なので当然ながら)そのモロッコ産の亜種。
とりあえずここではモロッコイシガメと呼んどきましょう。
輸入個体の中でも飛び抜けて色味の強かったスモールサイズをハンドピック。
キマダラチズガメ顔負けです。
価格も前回よりこなれてお買い得。
ナント今回ジャストハッチのゼニガメサイズも。
チビは初めて見ました。
メチャ可愛い!
こんなサイズのうちから立派に色味が出てますね。
ベビーから育てたい人は強烈にお勧め。
現地のシッパー曰く、
「今回輸出したもののうち、3匹だけ別の水系で採れている」
の1匹もセレクトしました。
前述したとおり、モロッコには6つの亜種がいるとされるのですが、
多くは色彩差などの個体差で、シノニムとするようです。
とはいえ、亜種まではいかずとも地域差レベルは明瞭に違いが出るのはよくあること。
確かにコイツ、形は後部がフレアーな釣り鐘型だし、
(同サイズの他の雄に比べても明白でした)
色彩は暗色、腹甲の色合いも黒みが強く、別物のよう。
テラログ1の絵合わせ的に見てみると、M.l.atlantica亜種っぽいです。
ああ学者先生方、「いい加減な同定するな!」とか怒らないで(笑)。
あくまで趣味の世界を感覚的に語っただけですので。
単純にバリエーションとしても面白いですね。
派手過ぎはちょっとという方はこちらが丁度良いかも。
さて、お待たせしました全国のキワモノ好きの皆様。
モロッコと言えば、そう、アイツですよね。
コモチミミズトカゲ
Trogonophis wiegmanni
名の通り、ミミズトカゲ中唯一の胎生種!
幼体をポロポロ直接産んでしまう驚異のミミズトカゲです。
親の三分の一ほどのミニチュアが気付いたら側に数匹なんてことも(笑)。
観賞面から見ても、葉巻のような太短い体型といい、
ダンダラミミズにグレーの膜をかけたような配色といい、ヨイですね。
エグイ割りに(?)結構値の張るミミズトカゲ類の中では
なかなかのリーズナブルプライス。
滅多にない機会をお見逃し無く。
勿論、ミミズトカゲと言えば!の当店主任スタッフボラ先生も、
数匹まとめてゲットしてました。
ヘビ好きさんも高ポイントのヤツが来てますよ。
バテイレーサー
Hemorrhois hippocrepis
馬蹄形の頭部の模様から名があるヨーロッパ産の気品あるナミヘビ。
実はジブラルタル海峡挟んですぐ対岸のモロッコにもいるのです。
さすが、「アフリカの欧州」モロッコ。
動きは素速いですが、硬い動きでハナを擦ることもない、良いレーサーです。
勿論普通にマウス食い。
ロカリティーの違うコモンスピーシーズ達も色々来てます。
ムーアカベヤモリ(モロッコ産)
Tarentola mauritanica subsp
別種ベーメカベヤモリTarentola boehmeiの名で輸入されましたが、
鱗の形から見て、多分ムーア。
ただ、エジプトから来るものとは別亜種らしいです。
モロッコには幾つか亜種がいて、どれなのかまでは分からなかったです。
飼い込むと巨大なトゲ付きヘルメットゲッコウみたいになって格好良いですよ。
ロカリティー違いと言えばこんなのも。
モンペリエヘビ(モロッコ産)
Malpolon monspessulanus subsp
通常見かけるのは亜種のトウブモンペリエMalpolon monspessulanus insignitus。
基亜種が欲しいんじゃー!
とコアな叫びをたまに聞きますが、その基亜種が分布しているのがモロッコ。
ただし、モロッコには基亜種の他にももう一亜種
Malpolon monspessulanus saharatlanticusが分布しているのでこれはそのどちらか。
珍しいベビーサイズでの入荷。
こだわる方はお見逃し無く。
…ヤバ、そろそろ限界だ…。
早朝とかいっててふと気付いたら今、もう朝の8時近くじゃん…。
いい加減寝ます。お昼まで起こさないでね(笑)。
(HPトップに「営業時間外にTelもOKだけど、午前中の電話は勘弁して」
とあるのはこういう生活サイクルだからなのです)
今回の生体についてのお問い合せは
090-2918-4204(店主ケイタイ)か
03-3312-6220(店舗)までどうぞ。
by trachemys | 2007-12-19 08:07 | 新着