うそくさいーず

4月1日はエイプリルフール。
それにちなんで、嘘っぽい色彩の生体を2点。
あくまで「ぽい」だけで、嘘じゃないですよ。

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ナガクビです。
頬や頭部が赤みがかったオレンジに染まっています!
繰り返しますが、画像加工して冗談やってるんじゃありませんよ。
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種類は何かというと
グナレンナガクビガメChelodina gunaleniと思われます。
本種の記載論文が載ったレプティリア誌には
頭部が赤く染まった個体の写真が使われており、
多くのナガクビマニアに衝撃を与えたのですが、
後にそれは単なる印刷ミスだったことが分かり物笑いの種に。
でも今回のは印刷ミスじゃありません。
画像補正でもありません。
正真正銘、顔の赤い
これぞ理想のグナレンナガクビなのです。
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四肢の付け根や顔以外の部分は白いままで、
エサによる色揚げの赤でないのは一目瞭然。
(入荷間もないワイルドだし)
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ズアカヨコクビとまではいきませんが、
トゲモモヘビクビの赤い個体などに十分匹敵する赤さです。soldout
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この個体、典型的なグナレンとは少し場所の離れた
パーカーナガクビの生息地で捕獲されたそうです。
だからってハイブリだろうなんて乱暴なこと言わないでね。
ってか、色合い以外はどう見ても純血グナレン。
個体群ってのはありかもしれないけど、他に見たこと無いです。
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そもそもが、グナレンナガクビが初めて日本に紹介される前に
「頬や顎がオレンジに染まる新種のナガクビがいる。幼体色ではなく、成体でだ」
というインフォメーションが流れたのですが、
その後実際入荷したグナレンがどういう色合いだったかは周知の通り。
それってば、こういう個体のことだったのですね。
色味のあるナガクビなんて、パーカー以外ではこうした個体くらい。
一点モノのレアモンです。

も一つ衝撃的な色彩。

ブルーゲッコー
(アオマルメヤモリ)
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勿論これも、着色してません。soldout
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前回入荷のサブアダルトも凄かったですが、
今回のアダルトオスはバリバリコバルトブルーが発色して、
ブルーゲッコーの名に恥じぬ青っぷり。
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英名が単純すぎると思ってましたが、
確かにこれはBlue-Geckoとしか言いようがないですねぇ。
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完尾オスと再生尾オスの2ペア入荷。
メスはどちらのペアも完尾です。
(メスの色彩は、アダルトでもターコイズグリーン止まりですが
やはり相当綺麗)

上記2種の解説を含めて
全てエイプリルフールに因んだネタでした
なんてことはありませんのでご安心を(笑)


今回の生体についてのお問い合せは
090-2918-4204(店主ケイタイ)か
03-3312-6220
(店舗)までどうぞ。

  by trachemys | 2008-04-01 07:32 | 新着

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